第 2 章 王子 さま の 恋 -page 10 -9 .旅立ち と 別れ
9 .旅立ち と 別れ
星 を 飛び立つ の に 、王子 さま は 渡り鳥 を 使った んだ と 思う 。
飛び立つ 日 の 朝 、王子 さま は 、星 の 片づけをした 。 火 の ついた 火山 の スス を 、丁寧に はらってやった 。 王子さま の 星 には 、二つ の 火 の ついた 火山 が あって 、ミルク を 温める の に ちょうどよかった 。 それと 火 の 消えた 火山 も 一つ あった 。 王子さま は 、その 火 の 消えた 火山 も 同じように スス を はらってやった 。 しっかり スス を はらえば 、火山 は 、爆発せず に チリチリ と 燻る だけ だった 。 もし ドカン と 爆発しても 、煙突 から 火 が 出る くらい の 爆発 なんだ けど 。
もちろん 、僕ら の 住んでいる 地球 で は 、僕ら は あまりに ちっぽけ なので 、火山 の ススはらい なんて できない 。 だから 、僕ら にとって 火山 という の は ずいぶん やっかいもの なんだ 。